5日の香港市場で即席麺・飲料大手の康師傅控股(
00322)が5営業日続伸。前場終値は前日比2.59%高の10.28HKドルだった。同社が今月に即席麺「経典(Classic)」シリーズを値上げしたと伝わり、材料視されたもよう。
中国ネットメディアの『小食代(foodinc)』は4日、康師傅控股が一部の麺製品を7月1日から値上げしているとの情報が最近ソーシャルメディアに投稿されていると伝えた。ある投稿には、同社が「経典」の価格を調整したことを示す新疆頂益食品有限公司のマークがついた書類が添付されていたという。また、康師傅控股がネット通販プラットフォームに開いた旗艦ショップの顧客サービス担当者が4日、『小食代』に対し、即席麺のオフラインチャネル向け出荷価格の引き上げを認めたと報じた。