繊維・アパレルの大手メーカー、テキスウインカ(
00321)の何麗康最高経営責任者は4日、2025年3月期の通期目標として、ベトナムでの生産能力を4割超引き上げる方針を示した。昨年にベトナムの生地工場を買収したが、引き続き同国での工場の規模と生産能力を拡大させる計画。今後はベトナムでの生産能力が中国本土を上回る可能性もあるとした。『信報』が4日伝えた。
また、24年3月期に中国本土での小売り事業の統合を進め、赤字店舗381店と広東省以外の物流施設などを閉鎖した。今年も本土でのネット通販を強化し、オンライン販売比率を昨年の14%から30%に引き上げることを目指す。
テキスウインカの4日終値は前日比1.98%高の1.03HKドル。