2024-07-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、朝高後に下げ 内需関連が安い
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.43%安の2969.45ポイントだった。深セン成分指数は0.40%安の8725.26ポイントと3日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3398億7400万元にとどまった。
上海総合指数は反発して始まったものの序盤に下げに転じ、前場の安値圏で引けた。中国景気の先行き不安が根強いなか、前日に上昇した不動産など内需関連の銘柄が大幅に下落し、相場の重荷となった。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期を探るうえで、今週末発表される6月の米雇用統計の内容を見極めたいとの雰囲気が広がり、商いは低調だった。
セクター別では、不動産サービス、不動産開発、観光、小売り、教育、食品・飲料がそろって反落。医療サービスや装飾・建材も安い。一方、貴金属が逆行高。
上海B株指数は0.27%安の228.97ポイントと3日続落。深センB株指数は0.07%高の1128.10ポイントと3日ぶりに反発した。