モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国のゲーム・オフィスソフト大手、キングソフト(
03888)の目標株価を36HKドルから33HKドルへ8%引き下げた。子会社の北京金山弁公軟件(688111)の新たなバリュエーションや傘下の金山雲(
03896)の時価総額を踏まえたと説明した。ただ、投資判断は「オーバーウエート」を継続。強気シナリオと弱気シナリオの最新バリュエーションはそれぞれ90HKドル、19HKドルとしており、71HKドルの開きがあると明らかにした。『インフォキャスト』が3日伝えた。
モルスタは、キングソフトの2024−26年の売上高予想をそれぞれ1.9%、4.2%、5.2%下方修正し、EPS予想も3.7%、4.3%、4.5%下方修正した。北京金山弁公軟件の見通しの変化を反映させた。
キングソフトの株価は午後4時34分現在、前日比3.57%高の21.75HKドルで推移している。