2024-07-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、マイナス圏で軟調に推移 不動産株は高い
3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.40%安の2985.01ポイントだった。深セン成分指数は0.09%安の8804.85ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3744億5400万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、下げ幅を拡大し、マイナス圏で軟調に推移した。中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の開催を今月半ばに控えて政策期待は強いものの、週末に米雇用統計が発表されるとあって、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、貴金属が全面安となったほか、造船や送電設備なども売られた。半面、不動産サービスが全面高。不動産開発や小売り、半導体も買われた。
上海B株指数は0.03%安の229.66ポイント、深センB株指数は0.05%高の1129.12ポイントだった。