2024-07-01 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、財新中国製造業PMIを好感
週明け1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.31%高の2976.64ポイントだった。深セン成分指数は0.54%安の8801.19ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4046億5500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、半ば以降はプラス圏で推移した。寄り付き後に発表された財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が好感されたもよう。6月の財新中国製造業PMIは51.8%となり、市場予想の51.2を上回り、前月比0.1ポイント上昇した。一方、週末に中国の国家統計局が発表した6月の製造業PMIは前月比横ばいの49.5と市場予想と一致したものの、2カ月連続で50を割り込んだ。
セクター別では、不動産開発、不動産サービス、石炭、電力などが高い。半面、半導体、電子部品、光学光電子、コンシューマーエレクトロニクスなどが下げた。
上海B株指数は0.11%高の227.66ポイント、深センB株指数は0.23%安の1123.30ポイント。