2024-06-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土大引け:反発、買い戻しや政策期待が支え 終盤に上げ幅縮小
28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.73%高の2967.40ポイントだった。深セン成分指数は0.01%安の8848.70ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7032億5700万元だった。
上海総合指数はほぼ終日プラス圏で推移した。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、7月15−18日に中国共産党の重要会議「3中全会」が開かれると決まり、政策期待も高まった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する5月の米個人消費支出(PCE)物価指数がきょう夜に発表されるとあって、終盤に上げ幅をやや縮小した。セクター別では、造船と採掘が全面高となったほか、電子部品や電力も高かった。半面、証券や不動産サービス、酒造などが売られた。
A株市場では、ペトロチャイナ(
601857)や中国船舶重工(
601989)、中国中車(
601766)など国有企業が大きく買われたほか、歌爾(
002241)や欧菲光集団(
002456)も高かった。半面、寧波杉杉(
600884)が大幅安。海信家電集団(
000921)や瀘州老窖(
000568)も売られた。
上海B株指数は0.61%高の227.40ポイント、深センB株指数は0.15%安の1125.84ポイント。