2024-06-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日ぶり大幅反落で18000ポイント割れ、小米集団が7%超安
27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに大幅反落。前場終値は前日比2.04%安の17721.01ポイントだった。中国企業指数は2.21%安の6334.35ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で527億9000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の18000ポイントを下回って寄り付いた後、徐々に下げ幅を拡大した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する5月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えて様子見ムードが強いほか、香港市場は7月1日が香港特別行政区設立記念日で休場となることから、3連休を前に持ち高を調整の動きも相場の重しとなった。
個別では、小米集団(
01810)が7.63%安と大幅安。康師傅控股(
00322)や農夫山泉(
09633)、海爾智家(
06690)も大幅に下落した。半面、BYDエレクトロニック(
00285)や創科実業(
00669)が買われた。2024年3月本決算が予想から上振れた波司登国際(
03998)は6%超上昇した。