2024-06-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、人民元安を嫌気
27日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)による利下げが市場の想定より遅くなるとの見方から、米長期金利が上昇するなか、人民元の対米ドル相場の下落が嫌気された。中国人民銀行(中央銀行)が設定したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1270元で、昨年11月21日以来の元安/ドル高水準だった。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.61%安の2954.29ポイントで推移。セクター別では、貴金属が全面安のほか、自動車、電子化学品、医療サービスが売られている。一方、文化・メディア、不動産サービスが買われている。