2024-06-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、様子見ムードが重し 18000ポイント割れ
27日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。指数は心理的節目の18000ポイントを下回って寄り付いた後、マイナス圏で軟調に推移している。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する5月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を金曜日に控えて様子見ムードが強いほか、香港市場は7月1日が香港特別行政区設立記念日で休場となることから、3連休を前に持ち高を調整の動きも相場の重しとなっているもよう。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.78%安の17948.83ポイントで推移している。個別では、美団(
03690)やアリババ集団(
09988)が売られて指数を押し下げているほか、九龍倉置業地産(
01997)や中国生物製薬(
01177)の下落も目立つ。半面、創科実業(
00669)や龍湖集団(
00960)が買われている。