2024-06-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日続落、マイナス圏でもみ合い 貴金属などに売り
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続落。前場終値は前日比0.32%安の2940.59ポイントだった。深セン成分指数は0.04%安の8846.73ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3213億1900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。米中対立の激化への懸念が引き続き相場の重しとなっているほか、米早期利下げ期待の後退と米長期金利の上昇、人民元安を受けた中国からの資金流出への警戒感も投資家心理を圧迫。26日の人民元相場の基準値は1米ドル=7.1248元に確定し、前日の基準値に比べ0.0023元の元安/ドル高水準となり、これで人民元レートは6日続落となった。
セクター別では、貴金属が全面安。航空・空港運営、教育、建設コンサルティング、自動車なども安い。バッテリー素材、バッテリー、文化・メディア、通信サービスなどが買われた。
上海B株指数は0.55%安の225.12ポイント、深センB株指数は0.41%高の1122.35ポイント。