2024-06-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、貴金属が全面安
26日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落スタート。米中対立の激化への懸念が引き続き相場の重しとなっているほか、米早期利下げ期待の後退と米長期金利の上昇、人民元安を受けた中国からの資金流出への警戒感も投資家心理を圧迫している。26日の人民元相場の基準値は1米ドル=7.1248元に確定し、前日の基準値に比べ0.0023元の元安/ドル高水準となり、これで人民元レートは6日続落となった。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.21%安の2943.87ポイントで推移している。セクター別では、貴金属が全面安。建設コンサルティング、非鉄金属、自動車サービス、セメント・建材なども売られている。半面、文化・メディア、ゲーム、インターネットサービスなどが上昇している。