ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国の大手光学部品メーカー、舜宇光学科技(
02382)の目標株価をこれまでの65HKドルから60HKドルに引き下げた。投資判断は「中立」を維持した。『AAストック』が25日伝えた。
ゴールドマンは、舜宇光学科技の2024年1−5月の携帯端末用レンズセット、携帯端末用カメラモジュール、車載レンズセットの出荷量がいずれも予想を上回ったと評価。前年同期が低水準だった反動もあり、市場需要は回復を始め、今後も出荷増に期待を示した。ただ、スマホ業界は依然として競争が激しく、平均販売価格と粗利益率の回復の足を引っ張る可能性があるとして、慎重な見方を維持。舜宇光学科技の2024−26年の粗利益率は17−18%の水準で推移し、23年の15%に比べやや改善するものの、2019−22年の20−23%を下回ると予想した。