2024-06-25 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり反発、プラス圏でもみ合い 米中対立懸念が上値抑える
25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.45%高の18109.20ポイントだった。中国企業指数は0.54%高の6475.96ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で468億8000万HKドル。
ハンセン指数は終始プラス圏でもみ合った。前日まで3営業日続落した後とあって、値ごろ感を意識した買いが相場を支えた。もっとも、序盤は上昇率が1%を超える場面もあったが、上昇の勢いは続かなかった。ハイテクや台湾情勢を巡る米中対立の激化への懸念が上値を抑えた。本土市場で上海総合指数が下げに転じたことも重荷となった。
個別では、乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)、製薬会社の翰森製薬(
03692)、スポーツ用品の李寧(
02331)、香港不動産関連の九龍倉置業地産(
01997)が高い。大型ネット株の美団(
03690)が買われ、指数を押し上げた。本土不動産関連の華潤置地(
01109)、華潤万象生活(
01209)、龍湖集団(
00960)なども買いを集めた。半面、テック株のSMIC(
00981)とレノボグループ(
00992)、太陽光発電用ガラスの信義光能(
00968)が大幅に続落。医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)なども下げた。