2024-06-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、米中対立激化などを懸念 幅広いセクターで売り
週明け24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比0.70%安の2977.24ポイントだった。深セン成分指数は0.79%安の8993.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4375億5500万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。米財務省が21日、人工知能(AI)など先端分野で導入する中国向けの投資規制について細則を公表したことを受け、米中の対立激化などが懸念されたほか、人民元安を受けて中国からの資本流出も警戒された。セクター別では、運輸設備や不動産サービス、文化・メディア、貿易が全面安となったほか、インターネットサービスや医療サービスなど幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、電力や銀行の一角が買われた。
上海B株指数は0.98%安の228.06ポイント、深センB株指数は0.54%安の1104.49ポイントだった。