2024-06-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落で3000ポイント割れ、ゲーム株が全面安
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.39%安の2993.57ポイントだった。深セン成分指数は0.40%安の9032.37ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3773億2200万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、序盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈むと、心理的節目の3000ポイントを割って前場の取引を終えた。指数は前日に終値で3月27日以来およそ3カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、中国景気の先行き不透明感や欧米との関係悪化懸念がくすぶるなか、週末を前に持ち高を調整する動きが強まった。人民元安を受け、中国からの資本流出も警戒された。セクター別では、ゲームが全面安となったほか、教育や電源設備なども売られた。半面、セメント・建材、宝飾、製薬などが買われた。
上海B株指数は0.43%安の232.77ポイント、深センB株指数は0.33%安の1122.34ポイントだった。