21日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米長期金利が上昇に転じ、前日のNY市場でハイテク株が売られた流れを引き継いだ。人民元の対米ドル相場の下落を背景に中国からの資本流出を警戒する売りも出たもよう。
指数は日本時間午前10時34分現在、前日比1.50%安の18060.32ポイントで推移。個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)とJDドットコム(
09618)、金融株の中国銀行(
03988)が売られ、相場の重荷となっている。スマートフォン部品の舜宇光学科技(
02382)、石油株のCNOOC(
00883)も安い。半面、金鉱大手の紫金鉱業集団(
02899)が逆行高。