2024-06-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、マイナス圏でもみ合い 中国景気の先行き不安などが重し
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.34%安の3020.03ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の9239.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4485億500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。市場全体を動かす材料が乏しいなか、中国景気の先行き不安や、中国と欧米の関係悪化への懸念が引き続き重しとなった。もっとも、3020ポイント付近では底堅さをみせている。
セクター別では、電源設備が全面安。太陽光発電設備、半導体、バッテリー、ゲームなども安い。半面、貴金属と石油が全面高となったほか、建設コンサルティング、コンピューター、ソフトウエア開発などが買われた。
上海B株指数は0.19%高の235.51ポイント、深センB株指数は0.08%高の1124.37ポイント。