2024-06-18 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(17日):ダウ188米ドル高と5日ぶりに反発、S&P500とナスダックの最高値更新続く
17日のNY株式相場は上昇。米国経済の底堅さや先行きの利下げ期待を背景に買い優勢の展開が続いた。ダウ平均はやや軟調にスタートしたが、終盤に250米ドル高まで上昇し、188.94米ドル高(+0.49%)と5営業日ぶりに反発して終了。S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.77%高、0.95%高で終了し、ともに取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルス、メルクが1%超下落したものの、アップルが2%近く上昇し、インテル、ナイキ、ディズニー、マイクロソフトなども1%超上昇した。S&P500の11セクターは一般消費財、IT、資本財、生活必需品、金融など8セクターが上昇し、公益、不動産、ヘルスケアの3セクターが下落。上昇率トップの一般消費財ではテスラが5.30%上昇した。
寄り前に発表された6月NY連銀製造業業況指数は前月分の-15.60から-6.00に改善し、市場予想の-10.00を上回った。米10年債利回りは先週末の4.21%台から4.28%に上昇したが、ハイテク・グロース株は総じて堅調だった。半導体株はエヌビディアが上場来高値を更新後、0.68%安と4営業日ぶりに反落したものの、ブロードコムが5.41%高、マイクロン・テクノロジーが4.58%高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.60%上昇。2営業日ぶりに史上最高値を更新した。