2024-06-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、ハイテク株に買い 18000ポイント付近で伸び悩み
週明け17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比0.20%高の17978.30ポイントだった。中国企業指数は0.25%高の6390.47ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で562億6000万HKドル。
ハンセン指数は続落して始まったものの、序盤に上げに転じた。米国の長期金利が低下傾向にあることで運用リスクを取りやすくなり、ハイテク株を中心に買いが入った。もっとも、心理的節目の18000ポイントを超えると上値が重く、同水準を下回って前場の取引を終えた。
個別では、スマートフォン部品関連のBYDエレクトロニック(
00285)と舜宇光学科技(
02382)が高い。半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)、新エネルギー車のBYD(
01211)、生活アプリ運営の美団(
03690)は反発。食品・飲料株の康師傅控股(
00322)と中国蒙牛乳業(
02319)も買われた。半面、都市ガスの新奥能源(
02688)、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)が大幅安。前週末に高かった華潤ビール(
00291)と龍湖集団(
00960)も下落した。