2024-06-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、中国景気の先行き不透明感が重荷
週明け17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.51%安の3017.12ポイントだった。深セン成分指数は0.37%高の9286.38ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4901億600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。先週末に発表された中国の5月の金融統計、きょう午前中に発表された5月の主要経済指標と70都市の新築住宅価格が総じて弱い内容だったことを受け、中国景気の先行き不透明感が重荷となった。中国と欧米の関係悪化リスクも引き続き意識された。
セクター別では、石炭、不動産サービス、宝飾品、鉄鋼などが安い。半面、コンシューマーエレクトロニクス、半導体、電子部品、自動車などが買われた。
上海B株指数は0.94%安の234.80ポイント、深センB株指数は0.1%高の1118.04ポイント。