2024-06-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、欧米との関係悪化などを警戒
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.37%安の3017.67ポイントだった。深セン成分指数は0.33%安の9176.01ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4747億9400万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、序盤に小幅ながらプラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈んた。貿易や対ロシア制裁を巡る欧米と中国の関係悪化が警戒されているほか、中国の5月の鉱工業生産や小売売上高などの主要経済指標の発表を17日に控え、様子見ムードも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、造船が全面安となったほか、医療サービスやバイオ製品も売られた。半面、不動産開発や不動産サービス、送電設備、電源設備などが買われた。
上海B株指数は0.07%安の236.36ポイント、深センB株指数は0.23%安の1110.83ポイントだった。