2024-06-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、18000ポイント付近でもみ合い
14日の香港市場でハンセン指数は反落して始まり、心理的節目の18000ポイント付近でもみ合い。貿易や対ロシア制裁を巡る欧米と中国の関係悪化が警戒されている。中国の5月の鉱工業生産や小売売上高などの主要経済指標が週明け17日に発表されるとあって、結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えているもよう。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.65%安の17995.71ポイントで推移。個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)と子会社の阿里健康(
00241)が売られ、相場の重荷となっている。前日大引け後に2024年3月本決算を発表した周大福珠宝(
01929)は大幅に下落。ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、電動工具の創科実業(
00669)も安い。半面、海運株の東方海外(
00316)、食品・飲料株の中国蒙牛乳業(
02319)と華潤ビール(
00291)が買われている。