マカオ政府がカジノを運営する事業者に対し、軽食の無料提供を中止するよう求めたようだ。カジノ事業者はコロナ禍で落ち込んだ客足の回復に向け、無料で提供する軽食の充実を図っているほか、カジノまでの無料バスなどを運行しているが、SNSにはウィン・マカオ(
01128)で無料提供されていた貴州茅台酒(
600519)の白酒が入ったラテが中止されたなどの投稿が相次いだ。ただ、カジノでは現在も軽食が無料提供されており、スタッフも提供中止に関する指示を受けていないとしている。『香港01』が12日、マカオメディアの報道を引用して伝えた。
SNSでは、お金がかからない旅「零元遊」などに関連する情報が多く投稿されている。当局は「零元遊」の流行を受け、中小企業への影響を懸念しているもよう。マカオ政府のカジノ監督機関、博彩監察協調局からコメントは得られていない。