2024-06-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、欧米との関係悪化懸念 素材株・運輸株が安い
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.30%安の3028.28ポイントだった。深セン成分指数は0.40%安の9233.07ポイントと3日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4626億4600万元だった。
上海総合指数は序盤に前日終値を挟んでもみ合った後、下げ幅を広げた。貿易や安全保障を巡る欧米との関係悪化が警戒され、相場の重荷となったもよう。欧州連合(EU)の欧州委員会は12日、中国製の電気自動車(EV)の輸入に最大38.1%の追加関税を課すと発表し、中国政府は強く反発した。もっとも、米長期金利の低下を手掛かりにハイテク株が買われ、一定の下支えとなった。
セクター別では貴金属、石炭、空運、海運が全面安のほか、化学肥料と医薬品販売も安い。半面、半導体、電機、電子部品、コンシューマーエレクトロニクスが買われた。
上海B株指数は0.64%安の236.28ポイントと反落。深センB株指数は0.12%高の1113.96ポイントと続伸した。