香港のフラッグキャリア、キャセイ・パシフィック（00293）はこのほど、輸送力がコロナ禍前の8割の水準まで回復したことを明らかにした。6日には豪州の砂漠地帯で2020年7月28日から4年近くにわたって長期保管されていた機体が香港に到着し、海外で長期保管されていた85機がすべて香港に戻ったとしている。『香港01』が11日伝えた。

　香港に戻った85機は今後、輸送力に加わる見通し。また、キャセイ・パシフィックは新たに70機超の導入を予定しており、さらに52機を追加購入する権利を保有している。

　キャセイ・パシフィックの株価は日本時間午前10時50分現在、前日比0.61％安の8.12HKドルで推移している。