12日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表をあす未明に控え、持ち高調整の売りが出たもよう。FOMC参加者の政策金利の見通しや会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見への市場の関心が高く、様子見気分が強い。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.84%安の18022.77ポイントで推移。個別では、国際金融銘柄のHSBC(
00005)とAIAグループ(
01299)が売られ、相場の重荷となっている。自動車メーカーのBYD(
01211)と理想汽車(
02015)、吉利汽車(
00175)、自動車販売の中升集団(
00881)の下げも目立つ。半面、スマートフォン部品関連の舜宇光学科技(
02382)、BYDエレクトロニック(
00285)が高い。