HSBCグローバル・リサーチは最新リポートで、中国のインターネットセクターについて、広告、電子商取引(EC)、ローカルサービスよりもオンラインゲーム関連を有望視するとした。個別ではテンセント(
00700)とネットイース(
09999)を選好している。『インフォキャスト』が11日伝えた。
HSBCは、テンセントがオンラインアクションゲーム「地下城与勇士:起源」モバイル版(DNFモバイル)の配信を開始して以降、中国のiOS対応ゲームで売り上げがトップをキーブしており、夏のeスポーツ競技でユーザー層がさらに拡大する可能性があるとした。一方、ネットイースに関しては、PCゲームの不振を受けた利益予想の下方修正が行き過ぎており、こうした動きはおおむね終了しているとの見方を示した。その上で、下期の新作の投入が支援材料になるとした。
日本時間午後3時48分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■テンセント(
00700):375.40HKドル(前日比0.16%高)
■ネットイース(
09999):147.40HKドル(同0.34%高)