2024-06-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、FOMC前に様子見ムード 貴金属株が全面安
休場明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比1.10%安の3017.73ポイントだった。深セン成分指数は0.46%安の9212.75ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4454億3800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、5月の米消費者物価指数(CPI)、中国の5月の物価統計や金融統計の発表が控えており、様子見ムードは強く、相場の重しとなった。セクター別では、貴金属と海運・港湾、銀行が全面安となったほか、石炭や造船も売られた。半面、半導体や電子部品、ソフトウエア開発などが買われた。
上海B株指数は0.86%安の232.59ポイント、深センB株指数は0.94%安の1106.00ポイントだった。