ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国のスポーツ用品大手、李寧(
02331)の投資判断を「中立」、目標株価を23HKドルに設定した。李寧の経営陣が2024年の売上高について、1桁台半ばの伸びになるとの見通しを据え置いたことに言及。経営陣によると、4−6月期のこれまでの売上高の推移は1−3月期と同様の傾向で、値引き率は前年同期比、前四半期比ともに改善している。スニーカーの新製品「絶影3」への市場反応もポジティブだという。『AAストックス』が6日伝えた。
ゴールドマンは、小売りの値引き率の改善、健全な在庫水準、同社の研究開発力を評価。一方、株価のさらなる上昇には、先行きの見通しやすさの改善と新製品の投入が必要とした。