6日の香港市場で、オンラインゲーム大手のネットイース(
09999)が高い。株価は日本時間午後3時20分現在、前日比3.57%高の147.80HKドルで推移している。
人気ゲーム「World of Warcraft」は「微博(ウェイボー)」の公式アカウントで6日、中国でのサービス再開に伴う技術テストを11日に開始すると発表した。対象となるのは「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」で、最終調整を経て、6月中にも正式サービスを開始する見通し。
ネットイースと米マイクロソフト傘下のゲーム大手、ブリザード・エンターテイメントは2008年に提携を始めたが、22年11月に合意が得られなかったとして提携の終了を発表。23年1月23日にブリザードとのライセンス契約が満期を迎え、ネットイースはブリザードのゲームの中国本土での配信を終了した。一方、今年4月に提携再開を発表。新たな契約により、中国のユーザーは、これまで中国本土でプレイできた「World of Warcraft」「Hearthstone」「Warcraft」「Overwatch」「Diablo」「StarCraft」各シリーズなどを再び体験できるようになるとしていた。