6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.59%高の18533.22ポイントだった。中国企業指数は0.51%高の6575.51ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で647億7000万HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、プラス圏で推移した。5月ADP民間部門雇用者数が予想を下回る弱い結果となったことで早期利下げ期待が高まり、香港市場でも買いが広がった。ただ、7日に中国の貿易統計や米国の雇用統計が発表されるとあって、様子見ムードは強く、上値は重かった。
個別では、阿里健康(
00241)とSMIC(
00981)が6%超上昇したほか、舜宇光学科技(
02382)やレノボグループ(
00992)の上昇も目立った。金先物価格の上昇を受けて紫金鉱業集団(
02899)や山東黄金鉱業(
01787)も買われた。半面、モルガン・スタンレーが目標株価と利益予想を引き下げた龍湖集団(
00960)が3%超下落。周大福珠宝(
01929)や信義光能(
00968)も下げた。