2024-06-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、総じてマイナス圏でもみ合い 財新中国サービス業PMIに反応薄
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.36%安の3079.92ポイントだった。深セン成分指数は0.07%安の9462.68ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4306億7600万元だった。
上海総合指数は総じて安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。寄り付き後に発表された5月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が54.0に上昇し、23年7月(54.1)以来の高水準となったことを受けてわずかながらプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。5月の米雇用統計と中国の貿易統計の発表を7日に控えているほか、週末から端午節の3連休に入るため、投資家は積極的にリスクを取りにくいもよう。
セクター別では、送配電設備、不動産サービス、電機、建設コンサルティングなどが安い。半面、軍需関連、半導体などが買われた。
上海B株指数は0.7%安の238.82ポイント、深センB株指数は0.14%高の1135.56ポイント。