総合金融サービス大手、スタンダード・チャータード(
02888)がイランの顧客と行った数十億米ドルに上る不正取引が新たに見つかったとし、ニューヨークの裁判所に書類が提出されたようだ。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラや、アフガニスタンを支配するイスラム主義勢力タリバンが関連するものも含まれているもよう。『香港01』が4日、外電を引用して伝えた。
スタンダード・チャータードは、書類は捏造されたものであり、裁判所は告発を却下すると信じているとした。
スタンダード・チャータードの株価は日本時間午前11時36分現在、前日比1.58%安の74.70HKドルで推移している。