2024-06-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、米利下げの年内開始観測が支え
5日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。米長期金利の低下を受けた買いが先行。4日発表の4月の米雇用動態調査(JOLTS)で労働需給の緩和が示されたことで、米連邦準備理事会(FRB)による年内利下げ観測が改めて強まった。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.98%高の18625.12ポイントで推移している。個別では、スマートフォン部品の舜宇光学科技(
02382)、豚肉大手の万洲国際(
00288)、都市ガスの新奥能源(
02688)が大幅に続伸。自動車株の吉利汽車(
00175)とBYD(
01211)も買われている。半面、元金規模13億米ドルの転換社債発行を発表したトリップ・ドットコム(
09961)が大きく売られている。金鉱株の紫金鉱業集団(
02899)、石油株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)も安い。