2024-06-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続落、一時プラス圏も勢い続かず 通信サービス株など安い
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4営業日続落。前場終値は前日比0.02%安の3077.89ポイントだった。深セン成分指数は0.51%高の9417.99ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4562億8500万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、下げ幅を縮小しプラス圏に浮上したが、勢いは続かず、前日終値をわずかに下回って前場の取引を終えた。指数は前日に終値で1カ月超ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入ったが、中国景気の先行き不透明感が引き続き相場の重しとなったほか、米雇用統計の発表を週末に控えて様子見ムードも強まった。セクター別では、通信サービスやコンシューマーエレクトロニクス、教育などが売られた半面、不動産開発や貴金属、航空・空港運営などが買われた。
上海B株指数は0.98%安の239.68ポイント、深センB株指数は0.39%高の1131.57ポイントだった。