4日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。3日に発表された米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の予想下振れを受け、米景気の先行き不安が高まり、投資家はリスクを取りにくくなっている。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.24%安の18359.68ポイントで推移。個別では、原油相場の下落を嫌気して石油株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)がそろって安い。新興自動車メーカーの理想汽車(
02015)が反落した。半面、自動車ディーラーの中升集団(
00881)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、製薬の翰森製薬(
03692)などが買われている。