2024-05-31 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、米長期金利の低下が材料
31日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日終値は2日以来4週間ぶりの安値だっただけに、自律反発を狙う買いが幅広いセクターで先行。前日に米長期金利の指標となる米10年債利回りが3営業日ぶりに反落し、投資家が運用リスクを取りやすくなった。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比1.65%高の18530.37ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のJDドットコム(
09618)、美団(
03690)、テンセント(
00700)、保険大手のAIAグループ(
01299)が買われ、相場の上昇を主導。ニット衣料の申洲国際集団(
02313)、電気自動車の理想汽車(
02015)が高い。半面、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)が売られている。