2024-05-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続落、徐々に下げ幅拡大 本土不動産株などに売り
30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比1.22%安の18252.32ポイントだった。中国企業指数は1.21%安の6477.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で619億6000万HKドル。
ハンセン指数は序盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かず、徐々に下げ幅を拡大した。米国の早期利下げ期待が後退するなか、米長期金利の上昇を受けて香港市場でも売りが広がった。また、31日には中国で製造業購買担当景気指数(PMI)が発表されるとあって、様子見ムードも強まり、相場の重しとなった。
個別では、紫金鉱業集団(
02899)が6%近く下げたほか、龍湖集団(
00960)や華潤置地(
01109)など本土不動産株も安かった。半面、舜宇光学科技(
02382)が6%超上昇。SMIC(
00981)や信義光能(
00968)の上昇も目立った。