29日の香港市場で京東健康(
06618)が大幅に反落。前場終値は前日比4.17%安の27.60HKドルだった。ホームドクター事業から撤退するとの観測が浮上し、売りが膨らんだもよう。
『新浪科技』は28日、中国本土ネットメディアを引用し、京東健康が家庭向けネット医療サービス「京東家医」の事業部を閉鎖するようだと伝えた。京東健康はコメントを控えている。
これまでの報道によると、同事業部責任者の譚天弘氏は異動し、所属社員は離職したり、他の部門へ移ったりしたという。京東健康にとって京東家医事業部はインターネット医療事業部と並ぶ中核部門で、事業部責任者は京東健康の金恩林・最高経営責任者(CEO)の直属。京東健康の関係者は、京東家医事業部への資源投入規模は比較的大きかったものの、一向に利益が出る事業モデルを築けず、付帯価値もないことから撤退を決めたと語った。