2024-05-29 |
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本土前引け:反発、安寄り後にプラス圏 バッテリー素材などに買い
29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.33%高の3119.89ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の9443.25ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4491億3500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返すと、その後はプラス圏でもみ合った。中国当局への政策期待が引き続き支え。上海市に続き、広東省広州市と深セン市が28日、住宅政策の緩和措置を発表した。もっとも、5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を31日に控えて様子見気分も漂い、上値は重かった。
セクター別では、バッテリー素材が全面高。太陽光発電設備、貴金属、非鉄金属、コンシューマーエレクトロニクスなども高い。半面、自動車サービス、電力、送配電設備などが下げた。
上海B株指数は0.14%高の252.66ポイント、深センB株指数は1.2%高の1144.51ポイントだった。