中国政府が半導体産業に投資するファンドの第3期を設立したもようだ。中国本土の企業情報プラットフォーム「天眼査」によると、「国家集成電路産業投資基金3期」が24日に設立された。登録資本金は3440億元。中国財政部が17%出資したほか、北京市政府系投資会社、深セン市政府系投資会社、中国工商銀行(
01398/
601398)、中国銀行(
03988/
601988)、中国建設銀行(
00939/
601939)、中国農業銀行(
01288/
601288)など18社が出資している。米国や欧州連合(EU)が半導体の輸出規制を拡大するなか、中国は国内産業チェーンの強化によって対抗する狙いとみられる。香港経済紙『信報』が27日、外電を引用する形で伝えた。