2024-05-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:5日ぶり反発、一進一退 レノボグループが高い
週明け27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.31%高の18665.79ポイントだった。中国企業指数は0.31%高の6625.50ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で681億4000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、前週末終値を挟んで一進一退の展開。前週末のNY市場で米長期金利が低下し、ハイテク株が買われたことで投資家が運用リスクを取りやすくなった。前週末終値は9日以来の安値圏だったとあって、自律反発を狙う買いも相場を支えた。ただ、20日移動平均線(前引け時点で18701.60ポイント)付近では上値が重い。27日はメモリアルデーの祝日で米市場が休場になるだけに、持ち高を調整する売りが出たもよう。
個別では、パソコン大手のレノボグループ(
00992)が急反発した。資源株のCNOOC(
00883)、紫金鉱業集団(
02899)、ペトロチャイナ(
00857)も大幅高。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、海運大手の東方海外(
00316)、電力大手の華潤電力控股(
00836)は続伸した。半面、大型ネット株のテンセント(
00700)とJDドットコム(
09618)が下げ、相場の重荷だった。医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)と無錫薬明康徳新薬開発(
02359)が大幅安。不動産株の碧桂園服務(
06098)、恒隆地産(
00101)、オンラインゲームのネットイース(
09999)も売られた。