2024-05-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発で3100ポイント回復、買い戻し優勢
週明け27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.37%高の3100.22ポイントだった。深セン成分指数は0.27%安の9399.04ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4781億4100万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移。心理的節目の3100ポイント付近でもみ合い、かろうじて同節目に乗せて前場の取引を終えた。指数は前週末に終値で4月26日以来、約1カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。また、中国証券監督管理委員会が相場の安定を目的に大株主などによる保有株売却を制限する規定を発表したことも好感された。セクター別では、海運・港湾が全面高となったほか、銀行や電力、物流なども買われた。半面、太陽光発電設備や不動産開発、建材などが売られた。
上海B株指数は0.10%高の252.06ポイント、深センB株指数は0.24%高の1128.68ポイントだった。