2024-05-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、一時プラス圏も勢い続かず 電力株は全面高
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.16%安の3111.50ポイントだった。深セン成分指数は0.39%安の9504.16ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4705億4100万元だった。
上海総合指数は安寄り後、ほどなくプラス圏に浮上したものの、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。指数は前日に約3週間ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったが、米景気の底堅さを示す経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が遅れるとの見方が相場の重しとなった。セクター別では、不動産サービスや不動産開発が売られたほか、電子化学品や半導体なども売られた。半面、電力が全面高。石油や石炭も買われた。
上海B株指数は0.06%安の252.50ポイント、深センB株指数は0.64%安の1128.79ポイントだった。