2024-05-24 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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5月の乗用車小売台数、前年同月比5.3%減の見通し=CPCA
中国の乗用車メーカー団体である乗用車市場信息聯席会(CPCA)は23日、2024年5月の狭義の乗用車(セダン、多目的車=MPV、スポーツ多目的車=SUV)の小売台数が前年同月比5.3%減の165万台前後となる予想を明らかにした。前月比では7.5%増となる。新エネルギー車の小売台数は前月比32.7%増の約77万台に達し、普及率は46.7%に上昇する見通し。
CPCAの最新調査によると、大手自動車メーカー(市場シェア8割超)の今月の小売台数目標は合計で前年同月をおよそ5%下回る。5月上旬は前年同期と比べて市場が冷え込み、特にメーデー連休後の落ち込みが大きかったことから各社が相次いで販促を拡大。調査によれば5月中旬には乗用車市場の末端値引き率は22.2%に上り、4月末と比べて市場価格は下落傾向にある。