2024-05-21 |
香港/マーケット/自動車・二輪 |
|
香港寄り付き:反落スタート、利益確定売りが先行 理想汽車が急落
21日の香港市場でハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ、反落して始まった。指数は前日まで3営業日続伸し、終値ベースで2023年8月1日以来およそ9カ月半ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定売りが先行している。米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げ転換に慎重な認識を示したことを受け、米長期金利が上昇したことも嫌気されている。
指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.97%安の19446.46ポイントで推移。個別では、2024年1−3月期の減益決算を発表した新興自動車メーカーの理想汽車(
02015)が急落。電動工具大手の創科実業(
00669)、ガス会社の新奥能源(
02688)、アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(
01299)なども売られている。半面、PC世界大手のレノボグループ(
00992)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、豚肉大手の万洲国際(
00288)などが高い。