2024-05-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、不動産支援策を好感 観光関連が全面高
週明け20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.38%高の3166.08ポイントだった。深セン成分指数は0.10%高の9719.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6546億8000万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。中国政府が住宅ローンの下限撤廃や地方政府による住宅買い取りなど追加の不動産支援策を発表したことが好感された。ただ、米中関係の悪化などが警戒され、上値は重かった。セクター別では、習近平国家主席が観光強国の構築加速を指示したことを受け、観光・ホテルが全面高。公共事業や貴金属、採掘なども買われた。半面、化学繊維や不動産開発、建材などが売られた。
上海B株指数は0.56%高の256.56ポイント、深センB株指数は0.71%高の1133.34ポイントだった。