2024-05-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、持ち高調整の売りが重し 貴金属株やゲーム株に売り
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.10%安の3119.27ポイントだった。深セン成分指数は0.27%安の9578.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5124億8100万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、上げ幅を拡大したが、勢いは続かず、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。米国が年内に利下げを開始するとの期待や、中国の景気対策への期待は強いものの、週末を前に持ち高を調整する動きが広がり、相場の重しとなった。午前に発表された主要経済指標は、4月の鉱工業生産が市場予想を上回ったが、4月の小売売上高と1−4月の固定資産投資が予想から下振れた。セクター別では、貴金属やゲーム、家電などが売られた半面、航空・宇宙や化学繊維、通信サービスなどが買われた。
上海B株指数は0.38%高の253.76ポイント、深センB株指数は0.11%安の1120.74ポイントだった。