2024-05-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港大引け:3日続伸、19000ポイントを回復 9カ月ぶり高値
週明け13日の香港市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。終値は前営業日比0.80%高の19115.06ポイントだった。中国企業指数は0.64%高の6761.64ポイント。メインボードの売買代金は概算で1472億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、ほどなくして上向きに転じ、心理的節目の19000ポイントに乗せた。前週末の上昇を受けて利益確定売りが先行したものの、相互取引制度を通じて香港株に投資する本土個人投資家を対象に配当金にかかる所得税を中国当局が免除するとの期待が引き続き買いを支えた。19100ポイント付近では上値の重さが目立ったが、同水準に乗せて引けた。終値ベースで昨年8月10日以来、およそ9カ月ぶりの高値を更新した。
ハンセン指数構成銘柄では、海運株の東方海外(
00316)、サンズ・チャイナ(
01928)が大幅高。大型ネット株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)、JDドットコム(
09618)、テンセント(
00700)が買われ、指数を押し上げた。「薬明系」の2銘柄は明暗が分かれた。無錫薬明康徳新薬開発(
02359)が4.46%高と買われた半面、薬明生物技術(
02269)は3.55%安。スポーツ用品大手の李寧(
02331)や、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、本土不動産大手の華潤置地(
01109)なども下げた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.42%高の4018.69ポイントと3営業日続伸。同程旅行(
00780)、ビリビリ(
09626)、BYDエレクトロニック(
00285)、アリババ集団が上昇率上位。半面、東方甄選(
01797)、小鵬汽車(
09868)、蔚来集団(
09866)などが下げた。